聖なるかな -The Spirit of Eternity Sword 2-
ブランド名
XUSE
総合評価 シナリオ システム 音楽 グラフィック クオリティ
A+ B S A S A-
転生神話SRPG。いやー、最近の作品ではずいぶん楽しめた。ストーリーが正直薄いけれども、戦闘システム・グラフィック・キャラクター・音楽など中々まとまってて良かった良かった。全体として高レベル。

戦闘システムは実に爽快かつ良く練られてる。イメージ的にはジャンケンというかパズル要素が近いか?五色の属性があるので、敵のどの属性にこちらは何をぶつけるとか考えて戦闘。これが実に頭を使うし、楽しかった。ボスもかなり強く作られているので、詰め将棋的な戦い方で、セーブ&ロードを繰り返したりするが、別に苦にならない。むしろ組み合わせを考えるのが楽しいぐらいだ。
戦闘アニメーションもあるけど、三章ぐらいまでは見て、そこからは全てカット。正直、長すぎるし、敵も多いしで見てられない。全部アニメーションONでいくと、どんだけかかるんだ、これ。新しい仲間とか技とか出てきたら見るとか、ボスだけ見るとかでいいと思う。暇な人は全部見てもいいけど、すんごく時間かかる。

グラフィックも秀麗、音楽も言うことなし。特にラスボスのミュージック演出は実に燃えた。正に最終決戦という感じがしたし。

ただ惜しいのはストーリーか。学園と異世界。日常と戦闘。それを混ぜ合わせて、葛藤とかを描いたのはわかる。序盤はちゃんと書き分けられていたし、それがいい味を出していた。だが後半になるにつれ、どんどん戦闘とか伏線回収に比重が傾くと、途端にそういった設定が余分になった気がする。実際後半なんて学園ほったらかしだし。中盤ぐらいでもう学園帰してよかったんじゃねえのって感じ。完全になくても良かったなあ。
最初は帰るために戦っていた主人公が、自分の決意で戦うことを決意した段階で、学園はもういらなくなってしまったように思う。そっからまた学園での絡みがあったら、学園っていう設定も生きてくるんだろうけど、クライマックス一直線じゃもう出番はない。

あとはシュミレーションパートのマップか。基本的にストーリーは大筋で同じなので、当然戦闘マップも全く同じ。これは全員やる気力が尽きてくる。幸い難易度選択によってEASY、HARD、SUPERHARDの三つがあるので、三週はなんとかやれる。ただそっから先が・・・。せめて後半くらいヒロインルート毎の専用マップが欲しかったように思う。これだけ大容量だとそこまで作るのは無理なのかも知れないけど。

とりあえずSRPGとしては実に良くできていると思うので、やる価値あり。ただストーリー性とかキャラ萌えとか求めるなら止めといた方がいい。自分は十分に楽しめた。

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